筆者が初めてレート1700に到達した、大昔(XYシーズン4)に使ってたパーティを晒します。雑記程度()に、ご覧ください。
カイリキー+メガリザードンY軸でパーティを編成し、当パーティで最高レート1700を記録。当時の筆者最高レートを見事に塗り替えることに成功しました。
基本的には、リザードン、カイリキー、パルシェンで殴りに行き、後ろのヤドランやラッキーで受けるという、コンセプトがわかりやすいパーティですが、一匹サンダーが害悪型というトリックスターも仕込んでいましま。サンダーはもちろんのこと、パルシェンの持ち物もニッチなのがミソ。サンダーを入れていることで、リザードンをXと錯覚させることも可能だった?
また、ヤドラッキーの受けループを仕掛けていくことも可能で、双方の相性補完も良好でしたが、ほぼラッキーの独壇場でした()
☆個体解説☆
ひかえめ もうか→ひでり
153-89-99-177-105-152
153-107-99-232-135-152(メガ)
0-0-4-252-0-252
カイリキー@とつげきチョッキ
いじっぱり ノーガード
197-200-101-×-105-75
汎用アタッカー。パーティの中では種族的なインパクトが強い反面、能力的には一番地味な存在ですが、ノーガード爆パン&突撃チョッキのお陰で、様々な相手を広く浅く見ることができる強みがあります。困った時は爆パン運ゲー。
詳しくは、前回の記事をご参照あれ。
ヤドラン@ゴツゴツメット
ずぶとい さいせいりょく
201-×-178-122-100-50
ねっとう/サイコキネシス/なまける/あくび
当パーティ受けループ組ラッキーの相方の物理受け。ゴツメ+再生力でこちらに有利なサイクルを回していくことが得意。
起点にされやすいのが弱点だが、欠伸があるため、積みアタッカーも安易に居座らせず、逆にこちらの後続を無償降臨させる起点にすることもできました。
パルシェン@こだわりスカーフ
いじっぱり スキルリンク
125-161-201-×-65-122
局地戦用連続技高速砲台。リザに次ぐこのパーティのオフェンスの要。
ピンポイント採用ではありましたが、定めている仮想敵が比較的環境に多かったため機能しやすかったです。また、殻破型と偽装することが可能なため、不意の初速の速さに驚いたお相手も多かったと思われ。ついでにポイヒグライオンやキノガッサなどの身代わりや襷も、問答無用で突破可能です。
ラッキー@しんかのきせき
ずぶとい しぜんかいふく
0-0-252-0-252-4
ちきゅうなげ/どくどく/タマゴうみ/カウンター
思考停止特殊受け。ちきゅうなげたりどくどくしたり回復したりちいさくなったりするだけの機械。当パーティ受け組ヤドランの相方。
特殊技ならほぼ完全に受け切ることが可能で、役割破壊程度の物理技も多少はへっちゃら。もし他メンバーでの突破が厳しい相手なら、カウンターで無理矢理倒すことも可能でしたが、未習得。
サンダー@ひかりのこな
おくびょう プレッシャー
189-100-114-145-103?-167
かげぶんしん/ほうでん/はねやすめ/みがわり
当パーティぶっちぎりの変態型台パン安定サンダー。これぞ†レートの闇†。XY産であるため、教え技のなかった当時の環境下、熱風もありません。ついでにめざパもなし。
一昔前に流行ったノイコウと粉ガブを足して2で割ったような動きをする。役割がはっきりしているため、運用自体はそれほど難しくないが、もちろん活躍の幅は狭い。積むだけ積んだら、あとはヒョイヒョイかわしてPPを削り、放電身代わり羽休めを適宜使っていくだけの簡単なお仕事。
当時もそこそこいた零度スイクンには強烈な遂行力を持っていました。
☆対策必須ポケモンへのアプローチ☆
基本的に岩技で拘っているスカーフ以外にはパルシェンで対応可能です。ほか、ヤドランで受けて削る方法も。
対面であればカイリキーの爆パン+バレパンで持っていけます。物理型ならヤドランで、特殊型ならラッキーでも対応可能。
ヤドランで受けます。対面であればパルシェンでも処理可能ですが、その場合は最速鬼火に注意。準速以下なら抜けるので心配無用。意地っ張りA252のブレイブバードはギリギリ確定三発なので、ギリギリ後出しがききます。
☆ゲンガー
正直こいつが一番キツかったです。カイリキーのはたきおとすや、メガリザYでゴリ押すなどで対処していましたが、カイリキーを根性型にしても良かったかもしれません。
メガリザYのオーバーヒートで確定一発。ブレードフォルムならカイリキーのはたきおとすでも処理可能です。
☆マリルリ
メガリザYのソーラービームで致命打を与えられますが、ヤドランのゴツメで予め削っておくのがベスト。
☆サンダー
基本はカイリキーで対応可能ですが、その場合エアカッターは事故。ラッキーが選出できそうなら、その方が安定します。
ラッキー絶対選出。
サンダー絶対選出。
☆Wロトム
対面ならメガリザYかカイリキーで対応可能ですが、攻撃を受けるだけならラッキーがベスト。
対面でパルシェンのロックブラスト、またはラッキーで受けます。
こいつもややキツかったです。基本的にはヤドランで受ける形になりますが、場合によっては反動ダメ狙いでラッキーをクッションに出す可能性も?
☆スイクン
ほぼどのスイクンもサンダーで見れますが、瞑想眠カゴ型だと処理がやや面倒か。
トリックにさえ気をつければラッキーで対応可能です。眼鏡サイコショックが確定2発ですが、最悪電磁波→タマゴ産みで消耗させることも視野に。
基本的にはヤドランで見ます。かみなりパンチ持ちもさほどキツくなかったです。
これはテンプレートの対応ですが、万が一詰んでしまった場合はサンダーでひたすら避けるクソゲーを展開()ほとんどそんなことはありませんでしたが。
☆このパーティの課題☆
・リザYのオフェンスにおける役割がやや重く、過度な負担をかけないプレイングも必要。
・パルシェンがこだわり持ちのため、拘り解除のクッションにヤドラッキーの少なくとも一方を選出しなければならない場合が多く、且つ受けに交代したターンに積まれるとかなり厳しい。
・サンダーが未知数(笑)
【シーズン4を終えての総評】
もっとも、リザードンを出せた試合では、思考停止で放射orオバヒを撃つだけで後続の負担が和らいだりと、パーティの軸を担っていたことには変わりないですが。
このパーティを動かしてみて、ガブリアスを誘いやすいパーティでなおかつ、岩を半減する格闘枠のカイリキーとスカーフパルシェンとの組み合わせのシナジーがよいという考察が得られました。ガブリアスがシングルの環境トップメタであり続ける限り、今後のパーティ構築材料として貴重なデータとなったのは間違いないでしょう。
と、言った感じで、今回の考察を終えたいと思います。
次回は、ORASシーズン8(だったかな?忘れた)に使った、このパーティのマイナーチェンジ版のパーティをお載せしたいと思います。