雑記

筆者が初めてレート1700に到達した、大昔(XYシーズン4)に使ってたパーティを晒します。雑記程度()に、ご覧ください。f:id:kaki-P:20151122140250j:plain


カイリキー+メガリザードンY軸でパーティを編成し、当パーティで最高レート1700を記録。当時の筆者最高レートを見事に塗り替えることに成功しました。
基本的には、リザードン、カイリキー、パルシェンで殴りに行き、後ろのヤドランやラッキーで受けるという、コンセプトがわかりやすいパーティですが、一匹サンダーが害悪型というトリックスターも仕込んでいましま。サンダーはもちろんのこと、パルシェンの持ち物もニッチなのがミソ。サンダーを入れていることで、リザードンをXと錯覚させることも可能だった?
また、ヤドラッキーの受けループを仕掛けていくことも可能で、双方の相性補完も良好でしたが、ほぼラッキーの独壇場でした()


☆個体解説☆

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ひかえめ もうか→ひでり
153-89-99-177-105-152
153-107-99-232-135-152(メガ)
実は二代目のメガリザY。オーバーヒートを撃って相手に負担をかけていくことが主な役割だが、ハッサムナットレイ辺りには比較的安定した役割を持てる。
当初はC特化して、Sを最速ガッサ抜きまで下げ、残りを耐久に振った型を使用していましたが、後に、努力値マンムーを意識したCS特化に振り直しました。

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カイリキー@とつげきチョッキ
いじっぱり ノーガード
197-200-101-×-105-75
汎用アタッカー。パーティの中では種族的なインパクトが強い反面、能力的には一番地味な存在ですが、ノーガード爆パン&突撃チョッキのお陰で、様々な相手を広く浅く見ることができる強みがあります。困った時は爆パン運ゲー
詳しくは、前回の記事をご参照あれ。

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ずぶとい さいせいりょく
201-×-178-122-100-50
ねっとう/サイコキネシス/なまける/あくび
当パーティ受けループ組ラッキーの相方の物理受け。ゴツメ+再生力でこちらに有利なサイクルを回していくことが得意。
起点にされやすいのが弱点だが、欠伸があるため、積みアタッカーも安易に居座らせず、逆にこちらの後続を無償降臨させる起点にすることもできました。

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パルシェン@こだわりスカーフ
いじっぱり スキルリンク
125-161-201-×-65-122
つららばり/ロックブラスト/シェルブレード/こおりのつぶて
局地戦用連続技高速砲台。リザに次ぐこのパーティのオフェンスの要。
準速スカーフのため最速114族までしか抜けませんが、仮想敵をガブリアスメガリザードンYなどに主眼を置いているため、少しでも火力の出るA補正としていました。メガボーマンダのいない時代でしたね。
ピンポイント採用ではありましたが、定めている仮想敵が比較的環境に多かったため機能しやすかったです。また、殻破型と偽装することが可能なため、不意の初速の速さに驚いたお相手も多かったと思われ。ついでにポイヒグライオンキノガッサなどの身代わりや襷も、問答無用で突破可能です。
当パーティはガブリアスをよく呼ぶので、ガブリアスを誘って氷柱針で返り討ちにできます。エッジでこだわっているスカーフガブリアス以外に後出しから勝てるガブ絶殺マン。

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ずぶとい しぜんかいふく
0-0-252-0-252-4
ちきゅうなげ/どくどく/タマゴうみ/カウンター
思考停止特殊受け。ちきゅうなげたりどくどくしたり回復したりちいさくなったりするだけの機械。当パーティ受け組ヤドランの相方。
特殊技ならほぼ完全に受け切ることが可能で、役割破壊程度の物理技も多少はへっちゃら。もし他メンバーでの突破が厳しい相手なら、カウンターで無理矢理倒すことも可能でしたが、未習得。

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サンダー@ひかりのこな
おくびょう プレッシャー
189-100-114-145-103?-167
かげぶんしん/ほうでん/はねやすめ/みがわり
当パーティぶっちぎりの変態型台パン安定サンダー。これぞ†レートの闇†。XY産であるため、教え技のなかった当時の環境下、熱風もありません。ついでにめざパもなし。
一昔前に流行ったノイコウと粉ガブを足して2で割ったような動きをする。役割がはっきりしているため、運用自体はそれほど難しくないが、もちろん活躍の幅は狭い。積むだけ積んだら、あとはヒョイヒョイかわしてPPを削り、放電身代わり羽休めを適宜使っていくだけの簡単なお仕事。
当時もそこそこいた零度スイクンには強烈な遂行力を持っていました。


☆対策必須ポケモンへのアプローチ☆

   基本的に岩技で拘っているスカーフ以外にはパルシェンで対応可能です。ほか、ヤドランで受けて削る方法も。

   対面であればカイリキーの爆パン+バレパンで持っていけます。物理型ならヤドランで、特殊型ならラッキーでも対応可能。

   ヤドランで受けます。対面であればパルシェンでも処理可能ですが、その場合は最速鬼火に注意。準速以下なら抜けるので心配無用。意地っ張りA252のブレイブバードはギリギリ確定三発なので、ギリギリ後出しがききます。

☆ゲンガー
   正直こいつが一番キツかったです。カイリキーのはたきおとすや、メガリザYでゴリ押すなどで対処していましたが、カイリキーを根性型にしても良かったかもしれません。

   メガリザYのオーバーヒートで確定一発。ブレードフォルムならカイリキーのはたきおとすでも処理可能です。

   メガリザYのソーラービームで致命打を与えられますが、ヤドランのゴツメで予め削っておくのがベスト。

   基本はメガリザYで対応し、対面ならば、マッハパンチも一発耐えられるパルシェンでも対応可能。こちらの場合は襷も問答無用で潰せます。

☆サンダー
   基本はカイリキーで対応可能ですが、その場合エアカッターは事故。ラッキーが選出できそうなら、その方が安定します。

   ラッキー絶対選出。

   サンダー絶対選出。

   対面ならメガリザYかカイリキーで対応可能ですが、攻撃を受けるだけならラッキーがベスト。

   対面でパルシェンのロックブラスト、またはラッキーで受けます。

   こいつもややキツかったです。基本的にはヤドランで受ける形になりますが、場合によっては反動ダメ狙いでラッキーをクッションに出す可能性も?

   ほぼどのスイクンもサンダーで見れますが、瞑想眠カゴ型だと処理がやや面倒か。

   トリックにさえ気をつければラッキーで対応可能です。眼鏡サイコショックが確定2発ですが、最悪電磁波→タマゴ産みで消耗させることも視野に。

   基本的にはヤドランで見ます。かみなりパンチ持ちもさほどキツくなかったです。


これはテンプレートの対応ですが、万が一詰んでしまった場合はサンダーでひたすら避けるクソゲーを展開()ほとんどそんなことはありませんでしたが。


☆このパーティの課題☆

・リザYのオフェンスにおける役割がやや重く、過度な負担をかけないプレイングも必要。
パルシェンがこだわり持ちのため、拘り解除のクッションにヤドラッキーの少なくとも一方を選出しなければならない場合が多く、且つ受けに交代したターンに積まれるとかなり厳しい。
・サンダーが未知数(笑)


【シーズン4を終えての総評】
リザYカイリキー軸で組んでみたパーティではありますが、実際にはカイリキーパルシェン軸と見紛らうほどにパルシェンの役割が大きかったです。
それほどに、思った以上にガブリアスを誘いやすいパーティであったことを痛感しました。実際、こちらがパルシェンを選出していた時の対ガブリアスの勝率はほぼ100%でした。
もっとも、リザードンを出せた試合では、思考停止で放射orオバヒを撃つだけで後続の負担が和らいだりと、パーティの軸を担っていたことには変わりないですが。
このパーティを動かしてみて、ガブリアスを誘いやすいパーティでなおかつ、岩を半減する格闘枠のカイリキーとスカーフパルシェンとの組み合わせのシナジーがよいという考察が得られました。ガブリアスがシングルの環境トップメタであり続ける限り、今後のパーティ構築材料として貴重なデータとなったのは間違いないでしょう。


と、言った感じで、今回の考察を終えたいと思います。
次回は、ORASシーズン8(だったかな?忘れた)に使った、このパーティのマイナーチェンジ版のパーティをお載せしたいと思います。

チョッキカイリキーの考察

はじめまして、kaki-Pです。初回ということであいさつをするところですが、特に何か言うことがあるわけでもないので、さっそく考察記事を書いちゃいたいと思います()

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☆カイリキーとは

初代より登場するかくとう単タイプ(カイリキイズムなどで一気に知名度を上げたポケモンです)。A種族値130と、かの有名なガブリアスと同値な一方、S種族値55と、どちらかというと鈍足の部類に入ります。

また、ノーガード+ばくれつパンチをタイプ一致で撃てるという強力な個性を持ち、不利対面でも必中ばくれつパンチ+混乱で最後まで勝ち筋を残せる可能性を持ったポケモンです。

その個性を活かし、こだわりスカーフを持たせて上からばくれつパンチを撃って負担をかける型が比較的メジャーかと思われます。もちろん、スカーフ型はその強みが優秀なのですが、元々のカイリキーのS種族値が低いせいで、S無補正のスカーフでは、最速S100族はおろか最速S95族すらも抜けないため最速にせざるを得ない状況です。

となるとスカーフ型を使うにあたって性格はようき一択となりますが、こうげきに補正をかけない分、やや火力が不足しています。また、元のすばやさが低いことからスカーフガブリアスのような制圧力を持ち合わせておらず、スカーフを持たせてもS実数値176以上(種族値108以上)の相手には先手を取られてしまい、また(優先度の番人)ファイアローにはどう頑張っても先制ブレバで致命傷を負ってしまいます。

そこで今回は、いっそスカーフを捨てて、火力を維持しつつ、ある程度サイクル戦にも適性をもたせたとつげきチョッキ型を考察したいと思います。


☆特性
今回はばくれつパンチを採用するためノーガードで。ばくれつパンチだけでなく、ストーンエッジももちろん必中となるので、役割が安定しやすくなります。
インファイトクロスチョップを採用するなら、こんじょうでもいいでしょう。こちらの場合は、ゲンガーのおにびなどを恐れずに役割を遂行することが可能です。
どちらを取るかはパーティと相談になりますが、今回はノーガードで考察します。


☆性格
今回はいじっぱりで。最遅ギルガルドの下から打点を確保したい場合は、性格をゆうかんにした上で個体値を8〜9(以下)にするといいでしょう。


HA252振り、残りB4でも十分に役割をこなせると思います。
性格をゆうかんにし、サザンガルドを対面から1匹で見れるようにする調整がこちら→H252 A76 D180
ギルガルドのシャドークロー
ダメージ 88〜105 (44.6%〜53.2%)
乱:2発(28.1%)
ダメージ 75〜88 (38%〜44.6%)
確:3発
2匹をまとめて倒せる機会はなかなかありませんが、参考までに。


☆持ち物
今回はとつげきチョッキで。先述のサザンドラのみならず、いのちのたま持ちのボルトロスなどに対しても後出しから役割遂行が可能になります。


☆技考察

確定技

タイプ一致の遂行技のみならず、交代先にも確定混乱を入れられる強力な技。混乱が入れば、後続に後出しする負担も軽減できる可能性があり、サイクル戦にも適した技だと思っています。本育成論では確定としますので、他のかくとう技は今回は議論しないこととします。

準確定技

かくとう技との相性補完に優れるいわ技枠にして、ノーガードで必中となる頼れるサブウェポン。ひこうタイプなどへの遂行技および交代読みで撃ちます。カイリキーといえばばくれつパンチと読んで警戒して退いてくる相手も多いので、交代読みで撃つ機会も多め。

はたきおとす
いわ技と対をなすかくとうタイプのサブウェポン。ばくれつパンチを警戒して出てくるゲンガーなどへの交代読みなど、こちらも撃つ機会は多め。

選択肢

れいとうパンチ
ひこうタイプおよびこおり4倍弱点への打点になります。パーティ単位でこれらへの打点が不足している場合に採用するといいでしょう。

個人的に準確定技にしてもいいくらいの技。やや火力が足らないこともしばしばあるので、削りにも優秀。マッハパンチと違い、無効タイプがないので、腐りにくいのもメリット。ノーガードばくれつパンチ以外でローブシンと差別化できる要因となります。因みに、マッハパンチは覚えません()
また、ゲンガーなどのまもる+かなしばり持ちのポケモンに対し、主にはたきおとすなどをまもしばされるのを防ぐために、守られた次のターンにこの技を撃つことで解消でき、その次のターンに他の技を撃つことができるようになります。

しっぺがえし
はたきおとすを採用しない場合の選択肢。当方は採用したことがないので使用感等は不明。

じしん
接触技を嫌う場合、とりわけ、ギルガルドとキングシールドとの択を嫌う場合に。ほか、ばくれつパンチを半減してくるどくタイプなどにも一応打点は取れます。

かみなりパンチ
どうしてもギャラドスが重いパーティであれば。ただし、いかくでAが下げられてしまうので、旨味はあまりないか。

ほのおのパンチ
ほのお4倍弱点に対して。ナットレイにはばくれつパンチで事足りるので、ほぼハッサムピンポイント。どうしてもハッサムが重いパ(ry

今回はとつげきチョッキ持ちなので、補助技についての考察はなしで。アンコールとか、面白い技も覚えるんですけどね()


☆運用
低〜中高程度の火力の特殊アタッカーに後出し、または先発や氏に出しから、ばくれつパンチなどで負担をかけていきます。多少の不利対面でも、ばくれつパンチの混乱自打で勝ち筋を拾えることもあるので、後続に退けない場合は敢えて突っ張ってみるのも戦術の一つ。こいつを軸にサイクルを回して、後続の一貫を作ることに尽力すべし。


☆相性のいい味方

リザードンの苦手ないわタイプなどにカイリキーが役割を持てます。Yなら、ボルトロスなどのでんきタイプにカイリキーを後出しするようなプレイングになると思います。タイプの被るバシャーモ以外のほのおタイプなら、基本的にカイリキーと組みやすいと思います。ただし、霊獣ランドロスに注意。

リザードン同様、パルシェンの苦手なポケモンたちに大抵役割を持てます。ただし、マリルリクチートに注意。

カイリキーの苦手な相手に比較的強め。特に、カイリキーの天敵ファイアローに強いのもグッド。どくまも型でもアタッカーでも、いずれも機能しやすいと思います。ただし、バシャーモや霊獣ランドロスに注意。

サンダー
サンダーの苦手なこおりタイプやいわタイプに役割を持てるカイリキーは頼もしい相方。ボルトチェンジを採用しているサンダーなら、カイリキーを無償降臨させる機会も増えます。このカイリキーと組ませるサンダーなら、おだやかよりもずぶといの方がおすすめ。敢えてのひかえめスカーフなどもアリかも?

いかく&トンボがえり持ちのランドロスばくれつパンチ持ちのカイリキーのサイクルが強力。この場合のランドロスはゴツメかスカーフがおすすめ。ただし、マリルリに注意。



今回は以上です。これからもよしなによろしくお願いします。